持続化補助金を始め、各種補助金の申請・相談を受け付けています。
良隣の沖です。
いよいよ持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)の申請が4月16日(金)に始まりました。
昨年度も大きな注目を浴び、比較的幅広い内容で申請出来る大変便利で人気のある補助金になります。
今回は持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)について、補助金の概要や良隣での対応も併せてご説明していきます。
持続化補助金(低感染リスク型)の概要
それではまず【 補助金の概要 】からご説明していきます。
補助対象経費の概要 | 補助率 | 補助上限額 | 補助対象経費の遡り申請日 |
ポストコロナを踏まえた 新たなビジネスやサービス、 生産プロセスの導入等に関する経費 | 3/4 ※1 | 100万円 ※2 | 令和3年1月8日 |
※2 100万円満額であれば、25万円まで感染対策費として計上可能です。(特例で50万円へ増額あり)
ここで勘違いしてしまいそうですが、感染対策費は100万円の中に入れなくてはいけません。
補助金の100万円に追加で計上できた昨年度とは扱いが違いますので注意が必要です。
続いては【 今年度の各回締切日 】の一覧です。
第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 | 第5回 | 第6回 |
2021年 5月12日(水) | 2021年 7月7日(水) | 2021年 9月8日(水) | 2021年 11月10日(水) | 2022年 1月12日(水) | 2022年 3月9日(水) |
また、昨年度同様会員・非会員の関係なく商工会や商工会議所にて助言や支援を受ける事が出来ます。
【 昨年度採択者の再申請について 】
ここは見落としがちなポイントですが、昨年度持続化補助金を採択された方は今回の持続化補助金(低感染リスク型)には申請出来ない事があります。
昨年度コロナ対応型の採択者:完全に申請不可能
昨年度一般形の採択者:採択時期によって申請が可能
となっています。
一般形で採択された方は採択時期を確認する必要があります。
【 今年度新たに設定された条件 】
昨年度は紙ベースでの申請が可能でしたが、今年度は全てオンラインでの申請になります。
Jグランツという補助金申請システムを使用しなくてはいけません。
システムを使用するためには、事前に「GビズIDプライムアカウント」の取得が必要になります。
個人での申請が困難な理由
持続化補助金の低感染リスク型は、昨年度のコロナ対応型から継続したものになっています。
まずは参考として昨年度のコロナ対応型、全5回締切分の採択結果を見ていきましょう。
締切回 | 応募数 | 採択数 | 採択率 |
R2 第1回 | 6,744 | 5,503 | 81% |
R2 第2回 | 24,380 | 19,833 | 81.3% |
R2 第3回 | 37,302 | 12,664 | 33.9% |
R2 第4回 | 52,529 | 15,421 | 29.4% |
R2 第5回 | 43,243 | 16,498 | 38.2% |
パッと見て大きく下がっている事が明らかですね。
新設の補助金は応募数が比較的少なく、採択率が上がる傾向がありますが、今年度はこのままの状況でいけば、恐らく第1回目から採択率30%台を想定して取り組む必要があるでしょう。
また、この補助金の申請についての要項等の資料は、60ページ以上に渡るものになります。
実績報告用の文書も合わせれば70~80ページになり、大量の資料を熟知しなければなりません。
申請ルールの把握から採択の傾向まで理解し、しっかりとした申請資料を準備する事は、ご自身の事業の片手間では大きな負担になり、とても困難な作業になるでしょう。
毎度お伝えしていますが、『餅は餅屋』ということわざがありますね。
覚える必要がない所は覚えずに、プロに任せてしまいましょう。
あなたのビジネスが補助金のプロにしっかりと伝われば、あなたが補助金について熟知する必要はありません。
あなたがやるべきことは、ご自身のビジネスに集中出来る状況や環境を作る事ですね。
静岡県内での申請サポート内容・実績
もちろんサポートしてくれる相手が素人では任せる意味がないですよね。
ここでは良隣としてサポートしている内容と、昨年度の県内での採択実績をお伝えしていきます。
【 申請サポート内容 】
- 申請内容のコンサルティング
あなたのやりたい項目をヒアリングし、より採択に近付く内容にする為のご提案をさせて頂きます。
- 申請書類の作成サポート
より採択に近付く為の書類作成をサポートしていきます。
- 事業実施先のご紹介
実施する事業内容によりますが、信頼出来る提携先をご紹介します。
- 実績報告の作成サポート
採択された補助金を取りこぼす事の無い様、最後までしっかりとサポートさせて頂きます。
【 昨年度の補助金採択実績 】
- 持続化補助金(コロナ対応型)
第2回 良隣自身(御前崎市)が申請 採択
第5回 クライアント(静岡市)申請サポート 採択
- 静岡県 危機克服チャレンジ補助金
第3次 クライアント(静岡市)申請サポート 採択
第4次 クライアント(藤枝市)申請サポート 採択
以上がサポート内容及び昨年度の採択実績になります。
持続化補助金(低感染リスク型)のまとめ
いかがでしたか?
それでは今回の記事をまとめさせて頂きます。
- 持続化補助金(低感染リスク型ビジネス枠)の概要
- 対 象:ポストコロナを踏まえた新たなビジネスやサービス、生産プロセスの導入に関わる経費
- 補 助 額 :100万円(感染対策費25万円まで → 特例にて50万円まで増額可能)
- 補 助 率 :3/4
- 遡り申請:令和3年1月8日以降
- 再 申 請 :昨年度コロナ型採択者は申請不可。一般形採択者は要確認。
- 申請方法:オンラインでの電子申請のみ(アカウント作成が必要)
- 昨年度の持続化補助金(コロナ対応型)の採択率
第1回 81% 第2回 81.3% 第3回 33.9% 第4回 29.4% 第5回 38.2%
- 個人での申請について
採択率の激減に伴い、申請にかけるあなたの時間・手間の費用対効果が低くなっています。
採択実績のあるプロに任せ、あなたの時間はあなたのビジネスにかけていきましょう。
昨年度に引き続き、大量の申請に伴う厳しい状況が予想される持続化補助金。
新型コロナウイルスの影響も収まらない今、実績のあるプロと協力し、しっかりと採択対策を取った申請で補助金を有効活用していきたいですね。